福井奈那枝展 『はじまり はじまり』 5日間だけの展示会 伊丹市立伊丹郷町館 旧岡田家住宅・酒蔵(重要文化財) ■開催時間■ 2016. 9/ 7(水)〜11(日)10:00〜17:30 入館無料 【9(金)・10(土):10:00〜21:00 鳴く虫と郷町 http://www.nakumushi.com/】 ■ワークショップ■ 9日・10日:15:00〜20:00 11日:14:00〜16:00 無料・予約不要 あなたもアート!作家のアートに参加しませんか! ボディペインティング『メェ〜ペイント!』 ■アーティストトーク■ 11(日)16:00〜16:40 『自分の中に潜んでいるモノ・はじまり はじまり』 福井奈那枝×上田順康(近畿大学 陶芸ゼミ教授) |
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[後援] 公益財団法人伊丹市文化振興財団 [協賛] 伊丹郷町商業会 [企画] ドット アートコスモ 右脳の散歩道ギャラリー [問い合わせ]090-3487-2601 [交通] ●阪急伊丹駅より北東へ徒歩約9分 ●JR伊丹駅より北西へ徒歩約6分 [所在地] 兵庫県伊丹市宮ノ前2丁目5番28号 「みやのまえ文化の郷」伊丹市立伊丹郷町館 旧岡田家住宅・酒蔵 |
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■『はじまり はじまり』■ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
人は場所であり 場所は人である。 私達はそこから はじまり生きていく間 数えきれないほどの人々に 出会うだろう出会いの中で 生まれる ふわふわ 目に見えないところで 漂っていて 変化し続けていて 消えてしまいそうで 落ち着かなくて キラキラしている ふわふわは 人それぞれ 大切な宝物でもある 人は群れをなして 場所を求めながら 探し続けている 私達はひつじのように 群れをなして 世界へ飛び込み 家族 仲間の安泰を願い 求め 探し続けていく。 |
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■展覧会へ向けて■ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
私にとってふわふわは【夢】【場所】幼いころからの宝物であり安心できる心地よいものである。 旧岡田家・酒蔵を初めて訪れた時感じた過去から現代へ受け継がれた人々の思い、木達の呼吸、どこか落ち着く懐かしい匂いの安心感。 包まれている心地よさを紐解けば約342年という長い歴史の中人々の思いの繋がりで酒蔵は再建できました。 お酒だけでなく文化も作っていた場所多くの人々の気持ちがたくさん詰まっている場所として。 あの世界こちらの世界 どこかで見たような初めて見たようなちょっと覗いてみようあちらからヒョッコリと現れる。 人々のふわふわと酒蔵のふあふあが入り交じり私のアートは、人々と酒蔵を繋ぐ扉となり、酒蔵へ訪れた方々のふあふあを引き出したい。現在の場所を未来へと繋げる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■福井奈那枝展むけて 上田順康(近畿大学文芸学部芸術学科教授)■ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■旅立つかのように存在・出会い■ 私が福井奈那枝の制作を見るようになったのは,彼女が近畿大学文芸学部の造形芸術専攻に入学し てからである。そして、私のゼミで制作するようになり、羊をモチーフにし出したのは大学の4回生の頃からだったと記憶している。 羊は彼女自身であり、自身を客観視するための分身なのである。一頭(一人)では生きて行けない。 いつも集団を求めて、群れをなして行動する。そんなところがその頃の彼女自身だったのかも知れない。 そんな作品を美術館という無機的な空間から飛び出し、羊が生き生きするような芝生の上に展示する展覧会に出品もした。 また、最近では素材をやきものから軽い素材に変えることで公共の場所・駅の空間に存在させる展覧会にも出品した。 まるで冒険するかのように、或いは、群れを出て旅立つかのように存在するための新しい空間を求め続けている。 これは彼女の成長の証であろう。作品から受けるメッセージも少しずつ変わってきている。 今回の旧岡田家酒蔵の和空間での出会いがまた楽しみである。 上田順康(近畿大学文芸学部芸術学科教授) 自身があみ出した「黒化粧研出文」という技術での作陶も30年になる。 「祈り」をテーマとしてのインスタレーションによる表現から器まで幅広く制作している。 京都市立芸術大学大学院修了。 |
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履歴 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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