林 和音 展
Kazune Hayashi Exhibition
-自然の声を綴る-
「穴が酒蔵 酒蔵が穴」
あなたも、参加! 穴を造ってみませんか。穴を編む体験
伊丹市立伊丹郷町館・旧岡田家酒蔵 国の重要文化財 (現存する日本最古の酒蔵)
■2008.10/23(木)[12時〜6時] 24(金)・25(土)・26(日)[10時〜6時] 28(火)[10時〜5時]
月曜休廊 入館無料
|
|
意識の遊びで
当たり前だと思っていたこと
意外な方向からそうではないこと
気付くとき
入り込んだ穴かと思いきや…
出てきた穴かと思いきや…
まだ穴の中
まだ穴の外
中に入っているようで外にいて
外にいているようで中にいて
ポカッとあいた穴が…。
あいた
ひらいた
とじたら
つつまれて
眺めて
また近付き
放出され
気付くとき
穴が酒蔵 酒蔵が穴 |
|
[所在地] |
|
|
[問い合わせ] |
|
ドット アート コスモ 右脳の散歩道ギャラリー(C)
Tel. 090-3487-2601
伊丹市立伊丹郷町館
Tel.072-772-5959 |
[後援] |
|
財団法人 伊丹市文化振興財団伊丹市立伊丹郷町館 |
[協賛] |
|
ドット アート コスモ 右脳の散歩道ギャラリー(C) |
[交通] |
|
●阪急伊丹駅より徒歩北東へ9分
●JR伊丹駅より徒歩北西へ6分
●伊丹市バス・阪急バス伊丹本町停留所より徒歩北へ3分 |
|
タイトルとしての、「穴が酒蔵 酒蔵が穴」 |
酒蔵での個展
「穴」はいつ開いたのか、いつ埋められていくのか…
開いていく、埋められていく行為が私の中で
「自然と触れ合うこと」「制作すること」で成り立っていく
酒蔵が洞穴のような感覚
だから触れていたい、制作していたい
空気、流れを感じ空間全体で呼吸している心地
土壁、しっかりとした柱、高い天井、日本家屋の香り…落ち着く空間に魅力を感じ
誘われるように私は作品となり漂いたい |
履歴 |
林 和音 Hayashi Kazune |
 |
|
略歴 |
1984 |
大阪府に生れる |
|
|
2005 |
近畿大学文芸学部芸術学科/造形美術専攻/染織コース卒業 |
|
個展 |
2007 |
第1回「ポカッとあいた穴」 ー自然の声を織るー |
(ドットアートコスモ・大阪) |
|
|
第2回「ポカッとあいた穴」 ー自然の声を織るー |
(ドットアートコスモ・大阪) |
|
グル-プ展 |
2003 |
OBPアーツプロジェクト「ART IN PEACE」 |
|
|
2005 |
近大染織5レンジャー展 |
(ドットアートコスモ 大阪) |
|
2006 |
第14回近畿大学文芸学部芸術学科造形美術専攻制作展 2/28〜3/5 |
(大阪市立美術館) |
|
|
近畿大学文芸部芸術科作品展 3/14〜31 |
(在ベルギー日本大使館広報文化センター) |
|
|
近大染織連者展 |
(ドットアートコスモ・大阪) |
|
2007 |
近大染織連者展 |
(ドットアートコスモ・大阪) |
|
2008 |
近大染織続連者展 |
(ドットアートコスモ・大阪) |
|
公募展 |
2005 |
池田市美術展入賞 |
|
|
|
現在 |
自宅で制作活動中 |
|
|
■ blueの文字をクリックすると作品展風景にページに移動します。
|
展覧会風景 |
|
ART |
作品データは以下の順に記す。作品名/制作年/寸法(cm)/技法/素材
 |
|
*「気模様」
2005(大阪) .
140×180
平織り
絹糸(酸性染料)
着物の形体・色により(黒=安心感・黄色=不安感・赤=体に流れる血)
これらの入り混じった感情を横絣で表現。
この感情を日々体験し繰り返し、安心感を求める。体に暖かい血が流れ、
ココロから笑いながらの生活を願いながら糸・色を織る。 |
|
 |
|

*「賜物 1」
2005 (大阪)
230×175
平織り.
羊毛.サイザル麻.シュロ縄.羊毛.ラフィア.
シュロ縄.黄びそ.あけび蔓.藤蔓.(天然染料)
自然が創り出す世界がとても面白く心に残った。
山や草木、落ち葉から無造作に創り出された姿を見て、無限に広がる力強さ、
生命力を思いがけないところからいただいてきた。
これが私の原動力となって様々な事に働き掛けてくれているきがする。 |
|
 |
|

*「賜物 2」
2006 (大阪)
330×250
平織り.
サイザル麻.羊毛.樹皮.ラフィア.シュロ縄.黄びそ
雨上がり、晴れた夕暮れにキノコを見つけた。切り株には白っぽい色と黒っぽい色の
キノコが面白く分かれていた。
溢れんばかり、湧き出てくるように。その力強さと生命力にとても惹かれた。
雨上がりのせいか、無彩色だったキノコがとても鮮やかに見えた。
色味のないものでも立体に見える。光と影の繰り出す関係が面白く感じた。 |
|
 |
|
 *「ポカッと開いた穴」が埋められていくように。
2007 (大阪)
275×250
平織り
サイザル麻.羊毛.樹皮. ラフィア.シュロ縄.黄びそ.藤蔓
自然とのキョリ 人とのキョリ 作品を通して近づきたい。
『力強い生命力』 『無数に生きる物』 『様々に生きる物』
私にとってパワーの源。自然の偉大さ。
人にはできないような「力」「生命力」を見つけると人の無力さが分かる。
人は自然なくては暮らしていけない。
自然と接することでポカッと開いた穴が埋められていく。 |
|
|
 |