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「穴が酒蔵 酒蔵が穴 2012」林和音展 |
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[後援] 公益財団法人伊丹市文化振興財団 [協賛]伊丹郷町商業会 /近畿大学 文芸学部 芸術学科 [企画]ドット アート コスモ 右脳の散歩道ギャラリー [問い合わせ]090-3487-2601 [交通] ●阪急伊丹駅より徒歩北東へ約9分 ●JR伊丹駅より徒歩北西へ約6分 [所在地]兵庫県伊丹市宮ノ前2丁目5番28号 「みやのまえ文化の郷」伊丹市立伊丹郷町館 旧岡田家住宅酒蔵 ![]() |
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「穴が酒蔵 酒蔵が穴 2012」 穴 出るところ 入るところ 偶然は必然 「あなた」が「わたし」と出会う 支えあい 求めあい はじまり ひろがる 見守られながら 存在すること 触れて 感じる 守られている安心感 だから アタタカナ 場所 1から繋がる未来へ 作品=私 からはじまる 酒蔵での世界 穴が酒蔵 酒蔵が穴 |
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「酒蔵の個展に向けて」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
入るところも、出るところも「穴」というキーワードで繋がっていく。 私にとって「穴」とはHome(生まれたトコロ、家族、家庭、家、発祥地、安心感のある場所)である。 実像でもあり虚像でもある空間=出たり入ったりできる摩訶不思議な世界に、安心感の様なものを感じている。 守られ 存在し 支えあい 求めあう 生きる中で、私が大切にしたい『愛』がそこには溢れている。 ココロやイメージが辿りつく所が「穴」=「Home」である。 そして酒蔵には吹き抜ける空気にやさしく触れられるような安心感、包み込んでくれるような大きなパワーがある。 場所の持つエネルギーは私に制作意欲を与えてくれる。酒蔵での2回目の個展を開催するにあたって、 前回にはない「時間」をよりリアルに感じている自分に出会えた。 今の自分、酒蔵のエネルギーに魅力を感じながらイメージをひろげ、 訪れた方々を異空間世界へ誘い、そこでこれから出会う「人と地」「人と人」 今まで当たり前に感じてきたことが実は大切なことだったのかと気づく時、 作品=私がスイッチとなりこの展覧会を訪れた方々にメッセージを発信し、感動を共有したい。 |
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林和音展むけて 田中恒子(大阪教育大学名誉教授) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■「挑むアート 林和音」■ このところ、全国各地でサイトスペシフィックな展覧会が 開催されるようになってきました。 野外であったり、屋内であったりしますが、 いずれの場合も空間に個性があるほど、作品の真価が問われます。 その意味では旧岡田家住宅酒蔵は作家の腕のほどを鋭く問う。 空間が作家を試していると言えます。 この骨太で個性的な空間に打ち勝ってきた作家を、 私は3人しか知らない。そのひとりが、 今回も展示する林和音さん。 木と棕櫚の巨大な編み込みインスタレーションは、 酒蔵をつき破らんばかりの勢いがあります。 空間を読んで作品を創るという言い方がありますが、 彼女の場合は空間に挑み、空間の質を変えてしまう強さがあります。 ここは酒蔵なのか、ハタマタ作品の中に入ってしまったのか。 彼女の制作のキーワードである「穴」の中に、 観者が入りこんでしまう。 酒蔵と作品とが一体化して、観者はとりこまれてしまう。 林和音さんの挑戦をぜひ体感してください。 アートにはこんな可能性もあるのだと実感してください。 ■田中恒子(大阪教育大学名誉教授)■ 「美術館にアートを贈る会」副理事長。 住居学の研究者、現代美術コレクター。 コレクションは公の財産として、和歌山県立近代美術館に寄贈。 2009年に「自宅から美術館へ:田中恒子コレクション展」が開催された。 |
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履歴 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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