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新進気鋭 若手アーティスト達の『ソウルフル・アート』■主催■堺市立東文化会館 |
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■ 作品コンセプト ■ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
私は現代の日々の中に生まれる小さな実感から 人が人らしい感覚を探し、 手を伸ばし何かに触りたいと思う実際の感覚を信じ、肯定すること。 それが、豊かな日々の愉しみのきっかけになることを願っています。 「日々の感覚を掴まえたい」 「なんでもないものを見つけたい」 制作の発端はこの小さな願いです。 気がつけば、さまざまな技術の発展で、 人と人との関わり方やルールが変わり、 現実とそれ以外の世界の行き来でゆらめく人の所在や 現代の日々に大量にやってくる断片的な事柄の中で生まれる 人の曖昧で表面的な感覚を “はっきり存在を証明できないけれど確かにあるもの”としてとらえたい。 『ミエナイトリデ』『オノレエヌウヌボレニオボレ』には、 “閉じた曖昧な自己が他を発見すること”と言う共通のテーマがあります。 “曖昧な自己とは何か”“他とは何か”を発見する際に、 その間に存在するものを=マモノ(非現実の存在)として 作品の中に登場させています。 ※マモノとは悪い存在と言う意味ではなく、人と人の関係においての隔たりや、 曖昧さを怖れる人の想いを可視化したものです。 『fragment』 『garment』 『filament』では 現代の便機器を用いてのやりとりの中にある、 記号によって全てのものが集まり、拡散すること、 便利さにはすぐ慣れてしまうこと、 そこにあったと思っていたものがいつの間にかなくなり、 他の何かが出現していること、などで生まれる “少しイライラする感覚“をテーマとしています。 非現実の存在に身を映し、ゆれる感覚の振動を作品に。 私が織の手法を中心に用いて制作を行う理由には、 『織』は人間にとってこの世界を営むための根源的な仕組みであり、 ルールの1つであること、その人類が数千年前から行ってきた 最も基本的なシステムとルールに現代の日々の感覚を照らし合わせて、 自ら“織る“と言う行為によって世界をトレースし 曖昧な感覚をも再構築していきたいと思っているからです。 2018.3.3 酒井沙織 |
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履歴 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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