『イロ・ソザイ愛まみれ! ひろがれ!』展
近大創作続連者 近畿大学 文芸学部 芸術学科 造形芸術専攻
織、染、ミクストメディア、立体… 個々の作品とパワーを、凝縮した no.6 共同作品を展示。
アートでつながる あなたとわたしと皆でリンク 。アートは栄養ドリンク剤

2010.3/16(火)〜27(土)
平日12:00pm〜19:00pm 土・日・祭日12:00pm〜16:30pm
20(土)/21(日)3時半より、素材マキマキ・立体ワークショップ体験下さい。

タイトルとしての『イロ・ソザイ愛まみれ! ひろがれ!』展
8人の世界で今回のテーマ『イロ・ソザイ愛まみれ!!ひろがれ!!』展
個々の作品とパワーを凝縮した共同作品を展示。
変化と進化を遂げた6年目, 時間をかけて・・・

やわらかにひろがる アートでつながる

あなたとわたしと皆でリンク

まだ何かあるキタイ感
新たなスパイス つねに刺激
つくってワクワク!感じてムズムズ!

アートは栄養ドリンク剤

織、染、ミクストメディア・・・
それぞれの表現で、
あふれるエネルギーを発信!

天川 直子
Naoko Amakawa

   
■「ようこそ!!マイルーム」
2005/100×200/フェルト/羊毛
幼い頃にあこがれたおままごとを
自分の作品の中で感じたくて。
小さな自分の部屋をつくりました。
羊毛のおもしろさを存分に生かし、
それを体感できる空間を実現しました!
■「きのこワールド」
2007/フェルト/羊毛
様々な色、形で生えるきのこ。
その独特の形に愛らしさを感じる。
ひょんなところに生えるきのこを
見つけるとちょっとうれしくなる。
わきでる、ひろがるきのこの世界。
見て触れて、感じてください。
羊でできたきのこの世界。
   
 
 
■「おどれ♪きのこ」
2009/フェルト・羊毛・石膏/インスタレーション
たのしく、たのしく、おかしく、おかしく、
きのこおどる、おどるきのこ♪ 
何事にも一生懸命!
そして、たのしく、
おもしろく人生舞って生きたいです☆
 
履歴 1983 大阪府に生れる
  2006 近畿大学文芸学部芸術学科/造形美術専攻/染織コース卒業
  現在 小学校講師
グループ展
  2005

近大染織5レンジャー
「糸・色まみれ 跳びたい!見せたい!」展
(ドットアートコスモ・大阪)
  2006

近畿大学文芸部芸術科作品展

(在ベルギー日本大使館
広報文化センター)
    「色々・素材まみれ 
魅せたい!翔びたい!」展
(ドットアートコスモ・大阪)
  2007

「色々・素材まみれ  
わきでる! ひろがる!」展
(ドットアートコスモ・大阪)
  2008

「イロ・ソザイまみれ 
うみだす!魅せる!」展
(ドットアートコスモ・大阪)
  2009 「ツクリタイ衝動!
オドロキ魅せる!まみれ」展
(ドットアートコスモ・大阪)
公募展
  2005 堺市展入選

■2010年 『イロ・ソザイ愛まみれ! ひろがれ!』展への思い
ついに6年目になりました。
作ることを通して人生楽しんで生きたいものです。
見る人にうも楽しさいっぱい伝わる展覧会になればうれしいです。
■現在の仕事・制作(作品)について

きのこになって☆/インスタレーション
「アナタもワタシもきのこになってオドロウ♪さわごう♪うたいましょ♪」
さわって、ふれて、あなたも作品の1部になって楽しんでみませんか?



井原 美香
Mika Ihara

■「春風にのって」
2005
170×160(H×W cm)
型染
絹・顔料染料・化学染料

庭の木に止まる鳥。
風でゆれる木。
雲一つない空にのんびり浮かぶ
気球。満点の星空。
この何でもない情景が、
わたしに新たなエネルギーを
与えてくれる。
そんな自然への思いを込めて。
履歴 1985 奈良県に生れる
  2007 近大文芸学部芸術学科/造形美術専攻/染織コース卒業
  現在 中学校教諭
グループ展
  2007

「色々・素材まみれ 
わきでる!ひろがる!」展
(ドットアートコスモ・大阪)
■「輪廻 いのちきらきら」
2008/116.5×91(H×W cm)
筒描き・刺繍/綿布・綿糸
大きな大きな木。
辛いことも楽しいこともすべてを
受けとめてくれるすごい力。大きな心。
木からもらう力。
大好きな動物からもらう力。
いのちの大きさってすごい。
  2008

「イロ・ソザイまみれ 
うみだす!魅せる!」展
(ドットアートコスモ・大阪)
  2009

「ツクリタイ衝動!
オドロキ魅せる!まみれ」展
(ドットアートコスモ・大阪)
公募展
2003 NEW IDEAS in MEDALLIC SCULPTURE 出展
2003
〜05
近畿大学学園祭文芸展出品
第49回橿原市美術展覧会入選
2006 第9回金光八尾高等学校美術コース展 出展
近畿大学学園祭文芸展出品4回生展出品
■「なにがなんだか」 2009
F50/手捺染・シルクスクリーン・刺繍 /綿布

なにがなんだかわからないことだらけ。
そんな中をふわふわ、ゆらゆら生きています。
第57回奈良県美術展覧会 知事賞  
2007

京展 入選
第58回 奈良県美術展覧会 奈良県教育委員会賞 受賞
 

 
■2010年 『イロ・ソザイ愛まみれ! ひろがれ!』展への思い
やり続けたい、離れたくない、自分が自分でいられる大事な時
心、身体、全てを満たしてくれる大切な場所。
自分と向き合い、自分を見つめ、いざ勝負!
■現在の仕事・制作(作品)について
色めく世界の中で、生きている自分がいる。
自分のなかにある色々な色。色んな色がありすぎてほんとうの
自分がわからなくなるときがある。
しっかりとした根。ぐんぐんのびて、
いつのまにかおっきな花が咲くように。
 
 
 
 

木下 沙都佳
Satoka Kinoshita




履歴 1988 大阪府にうまれる
2007
近畿大学 文芸学部 芸術学科 造形芸術専攻 造形コース 入学
現在 近畿大学 文芸学部 芸術学科 造形芸術専攻 造形コース3年生 ■「grow up up …」
2008/60×50(H×W cm)
つづれ織 月明かりが照らす静かな夜に植物たちが羽を伸ばし
わたしたちの知らないところで浄化と生育を繰り返す
グループ展
2008 近畿大学文芸学部芸術学科造形コース専攻 二回生展
2009 近畿大学文芸学部芸術学科造形コース専攻 三回生展  
公募
2008

第22回日洋展入選         
ライン展 奨励賞

■2010年 『イロ・ソザイ愛まみれ! ひろがれ!』展への思い
初めましての連者展。ドキドキとワクワク。
不安より期待のほうが大きくて、
ここからつながる出会いと経験をいっぱい吸収したいです。
愛情を注いだ作品を色んな人に見てもらいたいと思います。
■現在の仕事・制作(作品)について

流景美 2010 /40×100 思ってもいないところに流れる造形美があった。
時は流れ、色が移り変わりながら、先へ先へと繋いでいく。
混ざり切らない色の変化が複雑なこころ模様を表す。
そんな景色がわたしの中にもある

■「ふつ・沸・futu」「地球に不時着」「夜明けのあくび」
2009/20×20×5(H×W×D cm)
フェルト、針金、石膏粘土、水彩絵具
内面からふつふつと沸き出る感情
人間に扮した異星人がやってきた!
夜明けの水辺は神秘的 そんな表情豊かなお面たち。

 


栗林 美穂
Miho Kuribayashi

 
■「未完成の居場所」 
2008
200×77(H×W cm)

絣織、壁掛け
いま私のいる場所。
自分がいる立ち位置、
自分の1秒後の立ち位置。
その変化、
動きにはこれというカタチはなくて、
完成もない。
だけど自分にぴったり当てはまる。
もちろんそれまでには、
越えなければならないものがあるけれども
  ■「上昇のなかで」
2008
215×76(H×W cm)

絣織、壁掛け
「 ただそこにあるだけ 」
ではなくそこにあるからには
「かわりたい、あがりたい」
そう思う。
そのなかでの変化。
もともと違うもの。
それでも上がりたい。
下がったら上がるだけ。
     
 
■「今、ひろがる」
2009 /120×100(H×W cm)

絣 /直接染料・麻
一本の木から「生まれる」という
イメージ 花が咲くわけではないし、
実が摘めるわけではない。
だけど一つひとつが違うもので印象を残す。
そして、このアトどうなるかは
分からないという 鮮やかな色彩から
にじみ出る不安な部分。
  ■「time and process」
2009
190×60×40(W×H×D cm)
/二重織 / 直接染料・麻
一本の糸が布になりカタチになる。
時間と思考が共に流れ まじり開く。
作品をつくるということを
再びみつめなおした 。
履歴 1988 大阪府に生れる
  2006 近畿大学 文芸学部 芸術学科 造形芸術専攻 造形コース入学
  現在 近畿大学 文芸学部 芸術学科 造形芸術専攻 造形コース4年生
グループ展
  2003 大阪府高等学校美術工芸展  
  2004 大阪府高等学校美術工芸展  
  2005 大阪府高等学校芸術文化祭. 美術工芸部門 (入選) 
    大阪府高等学校美術工芸展 奨励賞
  2006 大阪府立港南造形高等学校1期生卒業制作展
  2007 近畿大学造形芸術専攻二回生展
  2008 近畿大学造形芸術専攻三回生展
    ギャラリー風雅 ふれあい公募展 第1回染織展                
  2009




「ツクリタイ衝動!オドロキ魅せる!まみれ」展 (ドットアートコスモ・大阪)
近畿大学造形芸術専攻四回生展
近畿大学文芸学部芸術学科院内作品展
サムホールサイズ展 (ギャラリーそら・大阪)
阪急Tasting Art Exhibition (阪急梅田メンズ館・大阪)

■2010年 『イロ・ソザイ愛まみれ! ひろがれ!』展への思い

卒業前のリベンジ!今回は去年よりもっともっと自分の気持ちを出したい。伝えたい! もっと色んなモノを感じて成長したい!大きくなりたい! 憧れだけでは終わらせない。ここにひきこんで深くつながっていく 連者展をみんなでつくりたい。

■現在の仕事・制作(作品)について

ムカウナガレ
2010 /800×120 (H×W cm)/絣/ 直接染料・麻

今をみつめて。
なつかしさと新しさ 楽しさと不安を抱え、上がっていく。
一歩一歩、確実に。
自分らしく。



酒井 沙織
Saori Sakai

  ■「ミエナイトリデ」
2009 /900×4000 /
綴織 ラミー麻、綿糸、
ウール、反応性染料、酸性染料
ヒトが知らず知らずのうちに、
築いてしまっているトリデ。
それは外からの介入を防ぐため、
自らの陣地を守るため。
だけど、あまりにうまく造りすぎた。
出口も入り口も、
自分でさえも気付けない。
もう、ここから出たいのだけど。
誰かに助けてほしいのだけど。
     
  ■「嗚呼、愛すべきマモノ」
2009 /
ORI×インスタレーション
マモノが居ル。 あぁ、そこに居ル。
マモノは隙間に居ル。
何かとズレた隙間に居ル。
ヒトリではヒトツでは存在しない。
モノとモノの間を示す。
ヒトとヒトの間を示す。
マモノを勝手に恐れてはいけない。
よく眺めなくてはいけない。
マモノは忌むべき存在か?
見るに堪えない姿形か?
その姿は、
隔たりを恐れる各々が生むのだ。
その存在は、
曖昧なサカイメが誤魔化すのだ。
マモノは何かと何かをつなぐモノ。
至らなくても、構わない。
その存在を見つけたら、
その先の何かに向って、
誰かに向って、
やりとりを始めよう。
   
 

履歴 1982 奈良県に生れる
  2005 近畿大学文芸学部芸術学科/造形美術専攻/染織コース卒業
  2008 広島市立大学院 博士前期課程 芸術学研究科 造形計画専攻 修了
  現在

広島市立大学 芸術学部 デザイン工芸学科 
染織造形専攻 非常勤助教
個展
  2009 「嗚呼、愛すべきマモノ」 (ドットアートコスモ・大阪)
グループ展
2005

→→→2人展     
(ギャラリーコラージュ 同時代ギャラリー・京都)
2006

「色々・素材まみれ 魅せたい 翔びたい!」展
(ドットアートコスモ・大阪)
2007

「色々 素材まみれ わきでる!ひろがる!」展
(ドットアートコスモ・大阪)
2008

「イロ・ソザイまみれ うみだす!魅せる!」展
(ドットアートコスモ・大阪)
  「korea Japan textile exhibition」       
(徳成女子大学校・韓国)
2009

「ツクリタイ衝動!オドロキ魅せる!まみれ」展
(ドットアートコスモ・大阪)
公募展
2005 新匠工芸展 入選  
2008 2008京展  入選  
  第54回 全関西美術展 入選
ておりや創業30周年記念 公募展「織・表現としての手仕事」 入選
2009 京展入選     
第55回 全関西美術展 入賞(全関西美術展賞第一席 工芸部門)

■2010年 『イロ・ソザイ愛まみれ! ひろがれ!』展への思い
くるっと回って“わ” そこからのびるかたち。
6年目、また新鮮な気持ちで、皆様に感謝し、
ラッキーセブンの7年目につながるように!
■現在の仕事・制作(作品)について
マモノが棲む森。 
「チョウサ、チョウサ」 それで全てがやってくる。
大きな疑問。しあわせなくるしみ。
そこに見るのは曖昧ナ。
足元に踏むのは、触感は?
わさわさと分け入って。
たぶんもう、ただのアト

竹本 菜美
Nami Takemoto
 

 

■「キンギョ」
2007
60×60(H×W cm)
フェルト
羊毛・ロープ・プラスティック
ポリエステル

空想のものを現実に
存在させてみる という
私の願望によって
このキンギョは
生まれました。
金魚に手足が生えれば 
洒落たうろこが
あれば
そんな大胆なキンギョが
私の中の密かな大胆な面を
現実のモノとして
存在させたのです。
私達のいる現実空間に
空想キンギョが
存在しているその
アンバランスさを
楽しんでいただければ
と思います。
     
■「かえる方法」
2008/150×150×150(W×H×D cm)
ミクストメディア

あなたへかえろう
あなたへかえりたい
あなたのもとにはいらないものがない
あなたのもとではいろんなものが再生する
あなたのもとにはわたしに必要なものがある
でもかえれない
まだボンノウがいっぱい
でもこんなコンクリートの上ではかえれない
いつか帰る そこで還ります
履歴 1987 愛媛県に生れる
  2009 近畿大学 文芸学部 芸術学科 造形芸術専攻 造形コース 卒業
  現在 染織講師
グループ展
2006 近畿大学文芸学部芸術学科造形芸術専攻 二回生展
2007 近畿大学文芸フェスティバル展
  近畿大学文芸学部芸術学科造形芸術専攻 三回生展
2008 「イロ・ソザイまみれ うみだす!魅せる!」展
(ドットアートコスモ・大阪)
  近畿大学文芸学部芸術学科造形芸術専攻 四回生展
2009 「ツクリタイ衝動 ! オドロキ魅せる ! まみれ 」展
(ドットアートコスモ・大阪)

■2010年 『イロ・ソザイ愛まみれ! ひろがれ!』展への思い
今年で三度目の連者展。社会人としての制作。
制作をするという意味を見つめなおしています。
縮こまらずに、まだまだこのつながりから広がっていきたい。
広げたい。たいせつなつながり様方です
■現在の仕事・制作(作品)について
人は想い出を食べて生きるもの
2010 /85×55(H×W cm)/ ミクストメディア

記憶はつながっている
わたしの記憶 あなたの記憶
かなしい記憶 うれしい記憶
記憶つながっている みんな孤独
だけど孤独じゃないいつでもその孤独を共有できる
わたしは記憶を少しずつ食べながら生きている

土井 知子
Satoko Doi

■「どこから来てどこへ向かうの?
―いのちの向かうその先に思いを馳せる―」
2008 installation
ナイロンオーガンジー・不織布・トレーシングペーパー・染料・針金

全てのものは目に見えない分子がつながってできている。
では、私を 私のいるこの世界の全てを形作っている分子は
どこから来てどこへ向かうのだろう。
形のあるものは解けて形のないものになり、世界に紡がれまた現れる。
ぐるり廻る時間軸を生きている、
すべてのいのちの向かう先が幸せでありますように。
今、ここにいる私にできることは何だろうと、
表現し造ることで探し続ける。
目に見えるつながり、目に見えないつながり、その双方に触れたい。
 
■「どこから来てどこへ向かうの?
―いのちの向かうその先に思いを馳せる―」
2009/180×180×10(W×H×D cm)×2枚
ミクストメディア/ナイロンオーガンジー・ナイロンメッシュ・画鋲・染料

世界には目に見えるつながり、目に見えないつながり、
色んな縁が網目のように張り巡らされている。
私がここにいること、それも連綿と続くいのちのつながり。
幾重にも重なり、らせんを描いて過去から未来へ。
いのちはどこに向かうのだろう。
パズルのピースを探すようにチューニングを合わせる。
柔らかに光を孕む布を用いて、いのちのつながりを表現。

 


履歴 1983 和歌山県に生れる
2005 近畿大学文芸学部芸術学科/造形美術専攻/染織コース卒業
現在 大阪本町にてキッチン雑貨のメーカーに勤務
個展
2008

個展『どこから来てどこへ向かうの?
―いのちの向かうその先に思いを馳せる―』
(ドットアートコスモ・大阪)
グループ展
2003 8本手40本指展 (ギャラリーアンジュ・大阪)
2004

近大染織5レンジャー「糸・色まみれ 跳びたい見せたい!」展
(ドットアートコスモ・大阪)
2007

「色々 素材まみれ わきでる!ひろがる!」展
(ドットアートコスモ・大阪)
  美味しい色展 (お茶屋さんとギャラリー カナカナ・和歌山)
2008

「イロ・ソザイまみれ うみだす!魅せる!」展
(ドットアートコスモ・大阪)
2009

「ツクリタイ衝動!オドロキ魅せる!まみれ展」
(ドットアートコスモ・大阪)
公募展
2006 和歌山県美術展覧会入選
2007

和歌山県美術展覧会入選
海南市展入選
ワークショップ
2004

親子参加型藍染めワークショップ開催      
(下津町立塩津小学校)
2007

藍染めワークショップ開催  
(お茶屋さんとギャラリー カナカナ・和歌山)
2009







藍の生葉染めワークショップ開催
(お茶屋さんとギャラリーカナカナ・和歌山)
藍の生葉染めワークショップ開催
(和歌山親愛女子短期大学)
すくも藍染めワークショップ開催
(お茶屋さんとギャラリーカナカナ・和歌山)
すくも藍染めワークショップ開催
(和歌山親愛女子短期大学)

■2010年 『イロ・ソザイ愛まみれ! ひろがれ!』展への思い
今年で6年目を迎える近大連者展。
社会人と現役学生のミックスメンバー、
それぞれが仕事や就職活動・卒業製作・授業・バイトなどで
忙しいながらも、
ツクリタイ・表現したい・それによって人とコミュニケ―ションをとり、
社会と繋がりたいという思いを大切に頑張っています。
いつも温かく見守り、
応援して下さる皆様とその御縁に感謝しつつ、
この展覧会を通じて新たに出会う方々ともお互いに
素敵な繋がりが持てたら いいなと楽しみにしています。
■現在の仕事・制作(作品)について
日常をただただ繰り返していると忘れてしまう。
ふとしたときに考えること。
当たり前の世界、目に見える世界、
触れて実感できる世界を形作る無数の要素。
なんて見事で不思議なバランス!!
目に見えないものが沢山沢山集まって
つながって様々なカタチになり、 そうして世界ができている。
そのつながりは私の中にも。あなたの中にも。
それはいのちのつながり。 いつかカタチが解けてしまっても、
原子に還って別のところでまた繋がる。 だから、大丈夫。

林 和音
Kazune Hayashi

 
■「穴が酒蔵 酒蔵が穴」-自然の声を綴る-
2008/
サイザル麻・羊毛・樹皮・ラフィア・
シュロ縄・黄びそ・藤蔓・竹

意識の遊びで
当たり前だと思っていたこと
意外な方向からそうではないこと
気付くとき

入り込んだ穴かと思いきや…
出てきた穴かと思いきや…
まだ穴の中
まだ穴の外
中に入っているようで外にいて
外にいているようで中にいて

ポカッとあいた穴が…。

あいた
ひらいた
とじたら
つつまれて
眺めて
また近付き
放出され

気付くとき
穴が酒蔵 酒蔵が穴
     
  ■「1本から宇宙へ−意外な繋がり−」
2009・2010/棕櫚縄・サイザル麻・羊毛・綿布

何もかもが当たり前だと思っていた
気づけばいつの間にかなくてはならないものに
見えない繋がりは思わぬところで
無限に広がり続ける
自然という偉大なものと共に
まるで波紋のように
見えそうで見えない事
わかっているつもりが分からない事
ポカッと開いた穴は
複雑で
単純に
意外な繋がりがまた私を動かして
表現するこの行為も、一本から宇宙へ
   
 
     
 
履歴 1984 大阪府に生れる
  2006 近畿大学 文芸学部 芸術学科 造形美術専攻 染織コース卒業  
  現在 自宅で制作活動を続ける
個展

2007

第1回「ポカッとあいた穴」
ー自然の声を織るー
(ドットアートコスモ・大阪)

    第2回「ポカッとあいた穴」
ー自然の声を織るー
(ドットアートコスモ・大阪)

  2008

 「穴が酒蔵 酒蔵が穴」ー自然の声を織るー
(伊丹市立伊丹郷町館・旧岡田家酒蔵・兵庫)    
  2009 「1本から宇宙へ−意外な繋がり−」【the first movement 】
  2010

「1本から宇宙へ−意外な繋がり−」【the second movement】
(ドットアートコスモ・大阪)
グループ展
2003 OBPアーツプロジェクト「ART IN PEACE」
2005 近大染織5レンジャー展 (ドットアートコスモ・大阪)
近畿大学文芸学部芸術学科/造形美術専攻/染織コース卒業
2006 近畿大学文芸部芸術科作品展
(在ベルギー日本大使館広報文化センター)
「色々・素材まみれ 
魅せたい!翔びたい!」展
(ドットアートコスモ・大阪)
2007

「色々・素材まみれ 
わきでる!ひろがる!」展
(ドットアートコスモ・大阪)
2008

「イロ・ソザイまみれ 
うみだす!魅せる!」展
(ドットアートコスモ・大阪)
公募展 
2005 池田市美術展入賞  

■2010年 『イロ・ソザイ愛まみれ! ひろがれ!』展への思い
自分自身を成長させてくれたこの会はまだまだ始まったばかり
この展覧会を通じて出会った人との
つながり・感じた想いは無限に広がり続け、
次へ次へと私を動かしてくれる気がする
思わぬところで、
気づかないところで、様々うごめいているエネルギー
気づいていないかもしれない
だけど私たちはまた集まり繋がってより大きなものへと
それは不思議で大きな刺激
他にはない、近大連者をまた生み出そうとしているのかも…
やっぱり見逃せない、やめられない!
■現在の仕事・制作(作品)について
誰もがあたりまえにしている行為

大きな呼吸
小さな呼吸

偉大な自然に見守られながら存在し、かすかに足跡を残して

「穴」から「穴」へ

そんな摩訶不思議な世界に
私達は生かされ愛されている

想いつぶやき 気づくとき

誰もがはまる「穴」

それはいつもの「幸せ」の「穴」の中であってほしい

そして表現するこの行為も 一本から宇宙へ